Maple Route in Canada
Maple Route in Canada
2007.10.13.-17.にかけて、東カナダ:メープル街道へ、紅葉の旅に出かけてきました。今回の交通手段は、飛行機はAir Canadaで、往路:DCA-Montreal、復路:Quebec-Toronto, Toronto-DCAで、カナダでの発着地が異なるため、ANA mileの特典航空券ではなく、あーばんトラベル(旅行代理店)を介しチケットを購入しました。Montreal〜Quebecは、当然の事ながら、レンタカーの移動となります。
13日、夕方にMontrealの空港に着、Hertzで小型車をレンタカーし、宿泊先:Marriott Montreal Chateau Champlainに向かいました、道路標識がフランス語のため、はじめは少し戸惑いましたが、出発前、Google Mapでしっかり地図を印刷しておいたのが随分と役に立ちました(空港では簡易な地図しかもらえないので、カナダで車を運転する際、Google Map等の前チェックは必須ですね)。先ずは、ノートルダム大聖堂(Basilique Norte-Dame)へ、この教会はモントリオール出身の歌手:セリーヌディオンが結婚式を挙げたことでも知られてます。その後、すぐにオリンピック公園(Parc Olympique)へ、1976年の五輪が思い出されます。約8万人を収容するスタジアムと、傾斜塔としては世界一の高さを誇るMotreal Towerは五輪の輝かしい象徴でもあります。夕食は、ケベック料理で有名なLe Cabaret Royへ、1700年代ニューフランスの衣装をまとったスタッフ達が陽気に迎えてくれ、当時の討論の様子、カントリーミュージックの再現などあり、楽しく過ごせました。
14日は、Montreal〜Laurentiansへ、メープル街道を走ってのドライブです。道路の両脇は、高速も、州道も赤/オレンジ/黄色に染まった楓(maple)で囲まれ、ところどころスキー場も観ながら、疲れを感じないまま、宿泊先のある、Mont Tremblantに到着できました。ホテルは、Residence Inn Mont Tremblant Marriottで可愛らしい感じです。スキーリゾートとしても有名な小さな街:Mont Tremblantをゆっくり散策しながら、Mont Tremblant Ski Resortへ、ゴンドラで山頂まで登ったのですが、そのゴンドラから観る山々のMaple Autumn Colourは、ダイナミックでかつ、美しく、自然の恵みを感じました。山頂はガスで曇っていて、また雪の降った跡もありました。ホテルに戻る途中でおやつとして食べたカナダ名菓:Pure Maple Tailは適度な甘さで美味しかったです。その昔、結核治療のための保養地として多くの人が訪れた歴史を持つリゾートエリア:Laurentiansは、夏は避暑、秋は紅葉、冬はスキーと様々な形で自然と向き合えます。
15日は、Laurentiansのサイクリングコース&歩道として整備されているP’tit Train du Nordという林道をゆっくり散策、歩きながら、Maple紅葉、美しい湖を充分に観ることができ、眼に優しい刺激を得られた気がします。Laurentiansから車で3hr弱で、Quebec Cityに次ぐカナダで2番目の歴史を持つ古都:Trois-Rivieresへ。St.lawrence Riverに沿って発展した街には、18世紀の教会や家並みがそのままの姿を留めてました。偶然にも郊外の高級住宅街で実に美しいMaple Autumn Colourに対面することが適いました。街も少しドライブし、一気にQuebec Cityへ、到着は19:00頃になり、街中のHartzでレンタカーを返却し、夕食は田舎風フレンチをRestaurant Le Retroでとり、Hotel Clarendonに戻り明日に備えることにしました。
16日は、今回の旅行のハイライト:Quebec City観光です。先ず、旧市街:Upper Townをゆっくり散歩しながら、St.Lawrence Riverを眼下に観れる”Terrasse Dufferin”へ、対岸のオルレアン島もMapleで紅葉していて、St.Lawrence Riverとのcombinationは抜群の風景です。テラスは床面が木造で、幅が結構広いので、息子も楽しげに歩き廻ってました。旧市街:Upper Townの公園〜La Citadelleへ、”総督の散歩道”は少し高台にあり、ここからの風景も抜群でした。St.Denis Ave〜レストラン街のSt.Louis Aveを通り抜け、横手にウルスリンヌ教会を観ながら、Halloween衣装に彩られた街並を堪能、昼はクレープで有名なCasse-Crepe Bretonに入りました。フェアモント ル シャトーフロントナック、ホーリートリニティ教会、ノートルダム教会など観ながら、ケーブルカーで旧市街:Lower Townへ、プチシャプラン地区は北米で最も古い繁華街と云われた箇所で、ショップ/カフェ/レストランの1つ1つがオシャレで可愛らしく彩られてました。ロワイヤル広場と勝利のノートルダム広場を観て、Upper Townに戻り、夕食は、素朴なケベック料理で知られているAux Anciens Canadiensへ、ここのシチューはなかなか美味でした。
17日も同様にQuebec Cityを散策し、帰路につきました。Toronto(Toronto Pearson International Airport : YYZ)で乗り継いだのですが、YYZではUSAへの乗り継ぎ便に搭乗するため、U.S.Connectionでスーツケースなど3点を受け取り、YYZでUSA入国審査/税関手続きを済ませたのですが、時間がタイトで少し焦りましたが、無事、DCAには戻ってこれました。
4泊5日に渡る東カナダ:メープル街道の旅、紅葉した楓の美しさも含め、カナダの大自然を満喫できました。また、フランスとイギリスの歴史を背景にもつQuebec Cityでは、ケベコアによって守られて来たフランスの文化/伝統を感じられた気がします。魅力一杯のMaple Route in Autumnでした。
参考サイト:NIH 留学日記 2007.10.13.-10.17.
Maple Route in East Canada 2007.10.13.-17.
Montreal, Laurentians, Trois-Rivieres, Quebec City